文京区議会議員候補の松丸まさしです。
私が議員として力を入れたことに、文京区の水害対策があります。
これには私自身の実体験も影響しています。
葛飾にあった私の実家は、すり鉢状の土地の、ちょうど底にあたる位置にありました。そのため豪雨があると水が流れ込み、私も過去に二度、床上浸水を経験しました。
初めての水害時、たまたま両親は旅行中で、家には私一人でした。途方に暮れていたところ、近所の人が助けに来てくれました。
「うちに泊まっていけよ」「いいから畳もってきなよ」「俺も掃除手伝ってやるよ」――皆温かい手を差し伸べてくれ、中には丸三日間、家の片付けを手伝ってくれる人もいました。この時ほど、人の心の温かさを痛感したことはありません。
一方で、水害の恐ろしさは凄まじいものがありました。あれからしばらく、雨が降ると夜中でも目が覚めてしまうほど、恐怖心を抱いたことを覚えています。
実は文京区も、長年水害に悩まされてきた地域でした。水害の恐ろしさを我が身で知っているからこそ、災害対策には力を入れてきました。
例えば、住宅地に降った雨水を、地面へと浸透させる装置「雨水浸透ます」の設置拡大には全力をあげました。
文京区長からも、雨水浸透ますについては「検証を行ったところ、目標を上回る浸透効果があった」と高い評価をいただきました。
より一層災害に強い文京区にするため、これからも対策を進めてまいります。